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Deep Sky Memories

横浜の空で撮影した星たちの思い出

M64 黒眼銀河 (2017/2/25)

CP+ から帰ってきてこのブログを更新した24時前、Twitter で HIROPON さんが出撃しているのを見て、そういえば GPV の予報では夜中から天気良かったなと思い出し、何を撮るかも決めないままベランダに機材を設置して極軸合わせ。やっぱり30分以上かかります。

作業しながら Stellarium を眺めてかみのけ座の渦巻銀河 M64 通称「黒眼銀河」をターゲットに。昨年の春の銀河祭りでは撮りそびれた、今まで撮ったことのない天体です。後で HIROPON さんも黒眼銀河を撮ってたことを知りました。

撮影開始から時折薄雲が流れているのがオートガイダーの映像で確認されてはらはらさせられました。最後には空一面に雲が拡がって予備のカットを撮れなかったのですが、なんとか使えるカットが8枚とれて一応撮影成功。

M64 (2017/2/26 01:10)
M64 黒眼銀河 (2017/2/26 01:10)
OLYMPUS OM-D E-M5, 笠井 BLANCA-80EDT (8cm F6) + 0.6x レデューサー, IDAS LPS-D1 48mm
ISO 200, 300s x 8枚
DeepSkyStacker 3.3.2, Lightroom CC で画像処理, フルサイズ換算1150mm相当にトリミング

「目」が写っています。「黒眼銀河」は銀河の中心部に重なる暗黒帯を黒目に見立ててその名で呼ばれています。目というか、ちょっとヤギの目のようにも見えます。ちゃんと撮れば銀河の腕も見えるはずなんですが、そこまで解像できませんでした。

雲が出て撤収、と思ったのですが、3時頃から雲が晴れてきたのでダメ元で次のターゲット、かみのけ座の銀河 M91 と M88 の撮影を始めます。が、M64 の撮影の時はギリギリ許容範囲だった赤緯方向のガイドズレが倍くらいになっていることに気付いて撮影中断。

SDカードを抜いて部屋のPCで撮影した画像を確認するとやはり南北方向にブレがあるのがわかり、そのまま極軸調整。10分くらいでいい感じに調整できて撮影再開。

待ち時間は『けものフレンズ』の動画配信を見ながら横目で PHD2 の画面をチェック。ガイドは好調。しかし予備のカットに差し掛かったところで 写野にベランダの天井が入ることがわかり撮影終了。

さて、結果は、とカメラからSDカードを抜こうとすると、ありません。二段落前で抜いたSDカード、戻してませんでした… あああ…

小学校の写真部で顧問の先生からこんな失敗談を聞いたことがあります。

旅行に出かけて旅先でたくさん写真を撮って記念写真も撮って、帰ってきてフィルムを巻き戻そうとすると感触がおかしい。実は最初にフィルムを装填した時にフィルムの先がスプロケットにちゃんと挿せてなくてフィルムが巻き取られていなかったのでした…

って、フィルムカメラを知らない若い人たちには何がなにやらわからないですね… *1 とにかく、この話を聞いただけで恐怖に震えた僕は、決してそんなミスを犯さないようにフィルムを入れたら巻き戻しクランクを軽く回してフィルムのテンションを確認するという癖がつき、一度もそういうミスはしてきませんでした。それがここにきて…

二度とこういうことのないように何か癖をつけておいたほうがいいですね。E-M5 はバルブで露光中は背面液晶表示が消えるのでカード検出の警告も消えてしまいますから、リモコンでシャッターを押す前にライブビューを確認する癖をつけておきたいと思います…

*1:わからない方はこちらのサイトを見るとどういうことなのか把握できると思います。