いつも撮っている天体写真に何等星ぐらいまで写っているのか気になったので調べてみました。
「春の銀河いろいろ (2017/3/4)」で撮った M91 と M88 のツーショット写真の M88 付近のギリギリ見えている星の等級を Stellarium で調べてみたところ…
16.45 等まで確認できました。光害で背景の明るさが 50% くらいになっているので本来はもっと暗い星まで写るはずなのでしょうけど、それでも肉眼では 3 等星が見えるか見えないかの空なので、意外と暗い星まで写っているという気もします。
ちなみに Stellarium のデフォルトの状態では暗い星は表示されません。設定画面の [ツール] タブの「星表のアップデート」グループにある [カタログの取得] ボタンを 9/9 になるまでクリックして星表を全部ダウンロードすると 18 等まで表示できるようになります。
と言っても全ての星のデータがあるわけではないようで、写真に写っていても表示されない星や、表示はされているもののクリックしてもデータが表示されない星もあります。