21日は雨でしたが深夜から晴れたのを見てまたベランダから天体撮影。
ターゲットは「ソンブレロ銀河」こと M104。今回も 8cm F6 の直焦点です。
UFO のような形が印象的な銀河です。中心の丸い部分はもっと外側まで淡く広がっているのですが、条件も悪いのでそこまでは写っていません。
撮影開始が 3:00 と遅くなってしまったので撮影終了時の M104 の高度は 25 度。だんだん低空のかすみの中に沈んでいって、後半のカットはかなりカブリがひどかったのですが、段階フィルターでなんとかごまかしました…
このあたりはガイド星にできそうな星も少なくて、しかたなく右上の三つ並んだ星の一番明るい星をガイド星にしました。すぐそばに星が並んでいて大丈夫かと思いましたが問題なくガイドできていたようです。
ガイドカメラの露出時間を増やせば使える星はいくつもあるのですが、0.5 秒露出ぐらいで小刻みにガイドしないと追尾精度が落ちてしまいます。そういうものなんでしょうか?元々のスカイメモSの本来の追尾精度が悪いからそうなるだけ?
ちなみに極軸合わせは割とスムースにできました。それでも30分以上かかってますが… 極軸方位の微動が不安定なのは押しネジの当たるピンが緩んでいたせいでした。
写真の赤い矢印が問題のピンです。これをしっかりねじ込んでおくといいようです。
でもこれすぐ緩むんですよね。このピンはネジの頭がついてないので工具で強く締められないので。先を削ってマイナスドライバーで回せるようにしたらいいのかな…