13日はずっと体調が悪かったのでふたご座流星群はパスするつもりだったんですが、深夜少し具合が良くなったのでベランダから撮影しながら夜空を眺めることに。
流星の撮影は、固定撮影時代にはやってたのですが、スカイメモSを買ってからはやってませんでした。固定撮影の頃は ISO1600, f2.8, 5s とかの露出で連写していたのですが、明るい流星はちゃんと写るものの星空の写りが寂しいのです。そこで今回は追尾撮影を試してみたのですが、結果から言うと失敗でした。
ISO200, f2.8, 120s で撮ってみたのですが、肉眼では見えた2〜3等くらいの流星が光害の背景光に埋もれてまるで写りません。RAW現像でなんとかなると思っていたのですが全然ダメでした。ピントが少し甘かったせいもあるのかもしれませんが写っているはずのコマを等倍で見ても流星らしきものが何も見えません。
撮って出しの写真がこれです。この時、2等より少し暗いくらいの流星が冬の大三角の中を垂直に流れたはずなのですが。
ここまで何も写らないものなんですかね?ちなみに右上隅に見えるのは宿敵ベランダの天井です。部屋の明かりは消していますが外の明かりだけで真っ白に写っています。
肉眼では延べ30分ほどの間に5つの流星が見えました。一番明るかったのは3:09頃にプロキオンのすぐ東に流れた1等くらいの流星ですが、これはぎりぎり写野外だったようで撮れませんでした。
ということで撮影は失敗ですが、流星そのものはそこそこ見えたのであまり不満はないです。でも残念。というか、光害地で流星ってどうやって撮ったらいいんですかね。短時間露出と長時間露出を合成するしかない?