Deep Sky Memories

横浜の空で撮影した星たちの思い出

星に追われて

12月の新月期はずっと体調を崩していて、晴天の夜は何度もあったのに全くといっていいほど星を見ることができませんでした。

正直ここ1ヶ月ほど星を見るのが苦痛というか、今夜は晴れるから星を見なくてはならないという気持ちに気力が全くついてこなくて、それで星が見れないのがますます辛くて、さらに気分が落ち込み気力が削られるという悪循環。曇りの日には「今日は星を見なくていいんだ」と思って心が安らぐありさまで、本当にダメでした。

仕事納めが終わってやっと少し気力が戻ってきて、28日に久しぶりに望遠鏡をベランダに出して月面モザイクを撮りました。

月齢10.2 (2017/12/28 20:48-21:27)
月齢10.2 (2017/12/28 20:48-21:27)
笠井 BLANCA-80EDT (D80mm f480mm F6 屈折), 笠井FMC3枚玉2.5倍ショートバロー (合成F15) / Kenko-Tokina スカイメモS / QHY5L-II-M / 露出 0.5ms x 200コマをスタック処理 x 11枚をモザイク合成 / AutoStakkert!2 2.6.8, Lightroom Classic CC, Photoshop CC で画像処理

前回極軸の誤差で危うくモザイクが欠けるところだったので今回はドリフト法で極軸を追い込んでから撮影しました。おかげでモザイクが欠けることはなかったのですが、出来上がりがイマイチというか、像が斜めに流れたような写りになっています。ブレてるんですかね?

今までに比べて特別風が強かったわけでもないし、1/2000秒でこんなにブレるものでしょうか。でもローリングシャッターだからブレというか像の歪みは出てもおかしくないか…

そんなわけでイマイチの写真で気分もイマイチもりあがらず、29日は晴れていましたが撮影せず、今夜は曇りで安心して部屋にこもってこれを書いています。ダメじゃん…