一昨日の皆既月食で「ターコイズ・フリンジ」という言葉を何度も目にしたのですが、比較的最近に言われるようになった言葉らしく、どういう現象なのかいまいちよくわかってないのですが…
地球の影には地球の大気で散乱された赤い光が入り込むため、月食で地球の影に入った月は赤く見えます。しかし地球の影の縁のあたりでは上空のオゾン層で屈折された青い光が混ざるため月の欠け際の部分が青みがかって見えるというのです。
しかし、ネットに上がっている写真を見ても色味が様々で、どう見えたら正解なのかいまいちよくわかりません。彩度を上げて強調している場合が多いようですが、ホワイトバランス次第で月は普通に青っぽく写ってしまいます。
そこで、まず月食が始まる前に撮った写真で月が白くなるようにホワイトバランスを調整して彩度を上げても白いままになるような色温度と色かぶり補正値を得て、その設定を皆既直前の写真に適用してから彩度を上げてみました。
Lightroom の設定値は色温度4128、色かぶり補正+9、明瞭度+30、彩度+60で、トーンカーブは暗部を少し持ち上げてあります。
どうでしょう?欠け際が青紫っぽく色付いてますが、これがターコイズ・フリンジでしょうか?