2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧
昨日の黒眼銀河の写真ですが、よく見ると人工衛星の光跡らしきものが写り込んでいます。下の写真はちょうど人工衛星?が黒眼銀河にニアミスした時のカットです。シャッターを開いた時の位置と閉じた時の位置に対応する時刻を書き込んであります。人工衛星? …
CP+ から帰ってきてこのブログを更新した24時前、Twitter で HIROPON さんが出撃しているのを見て、そういえば GPV の予報では夜中から天気良かったなと思い出し、何を撮るかも決めないままベランダに機材を設置して極軸合わせ。やっぱり30分以上かかります…
CP+ 2017 見に行きました。出不精なものでこういうイベントには滅多に行かないのですが用事のついでで少し足を伸ばして二時間ほどふらふらしてきました。初めてだったのであまり勝手がわからず、とりあえず赤道儀を見てきました。専門の天文ショップの実店舗…
「ポケモンGO」が日本でサービスを開始したのが昨年7月。ポケモンはほとんどプレイしたことがなかったのですが、周りの熱気にのせられて始めてみたら結構ハマって一時期は毎日プレイしてました。そんな時期にノリで作ったのがこれ。「テンモンGO の図鑑」で…
前回の続きです。光害の中で散光星雲のような淡い天体が撮れるのかという懸念があったのですが、昨年5月、カメラレンズで天の川を撮影した際にいて座の散光星雲が識別できる程度には写ることがわかりました。そんなわけで翌月の6月6日と10日にいつもの望遠鏡…
このブログのタイトル「Deep Sky Memories」は、deep-sky objects (DSO = 星雲・星団など太陽系外の天体で普通の恒星以外のもの)の撮影というブログのテーマにちなんだものですが、タイトルのどこかに「スカイメモ」を入れたくてこういうタイトルにしました…
都市近郊では「天の川が見える」というのが星がよく見えることの指標になっています。首都圏だと房総半島や三浦半島に見える場所があるらしいですが、まだ行ったことがありません。横浜に来る前は地方都市に住んでいたので見るチャンスはあったと思うのです…
前回の続きです。カメラレンズでの追尾撮影にも慣れてきた昨年2月、いよいよ望遠鏡を使った撮影にチャレンジします。北極星の見えない南向きのベランダからスカイメモSの恒星時運転に任せたノータッチ追尾で撮影します。使用する望遠鏡は 笠井トレーディング…
赤道儀の極軸合わせの方法の一つ「ドリフト法」を簡単にまとめました。北極星が見えない南向きのベランダ等で極軸を合わせるのに便利な方法です。ポータブル赤道儀など極軸望遠鏡を持たない赤道儀で極軸を精密に調整するのにも使えます。以下は観測地が北半…
現在使っている撮影鏡 BLANCA-80EDT について。BLANCA-80EDT は 8cm F6 の屈折望遠鏡です。カメラレンズ風に言うと 480mm F6 です。主な仕様は以下の通り。 製品名 BLANCA-80EDThttp://www.kasai-trading.jp/blanca-80edt.htm メーカー 笠井トレーディングht…
前回の続きです。初めて追尾撮影をしてから5日後、ようやく当初の目的だったカタリナ彗星を撮影しました。 OLYMPUS OM-D E-M5, ZUIKO DIGITAL ED 35-100mm F2.0 (100mm) ISO800, f/2.2, 15s x 4枚 Lightroom CC, Photoshop CC で画像処理, フルサイズ換算400…
前回の続きです。初めて赤道儀を買った頃の話。スカイメモSが届いてから三日後の深夜、やっと赤道儀を使って天体を撮影できました。極軸望遠鏡で極軸を合わせるために近所の駐車場に出て撮っています。望遠鏡を外に持ち出すのはまだ抵抗があったのでカメラレ…
2月15日の夕方、関東地方上空を国際宇宙ステーション(ISS)が通過しました。ISSの通過は、その軌跡を星景写真として撮る他に、天体望遠鏡や 1000mm 以上の望遠レンズがあるなら、ISS そのものの姿を撮るという楽しみ方ができます。地上 400km の上空を高速で…
2月14日深夜におとめ座の肩のところにある3等星ポリマの食があったので撮影しました。特に気にしていなかったのですが、当日の昼に AstroArts の公式アカウントでお知らせがあって気になり出しました。【ポリマ食】今日14日深夜から翌1時ごろにかけて、月が…
ケンコー・トキナーのポータブル赤道儀「スカイメモS」を購入したのは昨年の1月10日。当時カタリナ彗星(C/2013 US10)が接近して6等台まで増光していたのですが、深夜につい魔が差して Amazon でポチってしまいました。やっちまった感漂うツイートが残ってい…
このブログでは、デジタルカメラと小型赤道儀と小型望遠鏡を使った天体撮影をテーマに、日々の成果、機材、撮影技術、画像処理、そして天体そのものについて、気が向くままに書いていこうと思います。車も持たずアウトドアそのものも苦手なタチなので、もっ…