昨日の黒眼銀河の写真ですが、よく見ると人工衛星の光跡らしきものが写り込んでいます。
下の写真はちょうど人工衛星?が黒眼銀河にニアミスした時のカットです。シャッターを開いた時の位置と閉じた時の位置に対応する時刻を書き込んであります。
天体写真を撮っていて人工衛星が写り込むことはよくあることなのですが、この衛星?は一定周期で点滅しています。こんなのは初めて見ます。人工衛星ってこんなふうに点滅するものなんでしょうか?普通は点滅しないものだと思っていました。
航空機かな?とも思ったのですが、光跡が一つだけですし、5分間で10回点滅していて点滅周期が約30秒と長いのが航空機らしくないように思います。
デブリのようなものなら変な方向に自転しながら飛んでいて、こんなふうに点滅したりもするのでしょうか。そういえば、昨年3月にX線天文衛星「ひとみ」(ASTRO-H)が姿勢制御を失い異常回転を起こした時は地上から点滅しているのが観測されました。*1
そういうものが近くを飛んでいなかったか Satellite Tracker 3D で調べてみましたが、それらしきものは見当たりませんでした。いったい何なんでしょうねこれ?