12月3日の深夜は今年一番近い満月、いわゆるスーパームーンでした。予報だと横浜は深夜から曇りとのことだったので、晴れているうちに早めに撮って、1時間後にまだ晴れてるので撮って、ということを三回繰り返して24時過ぎ、正確には満月の40分前ですが、無事最近の満月が撮れました。
今年は6月9日に最遠の満月を撮っていたので二つを並べてみました。
どちらも撮影時刻が正確な満月の時刻でないのがイケてないですが… しかし思いの外大きさに差があります。赤道方向の直径をピクセルで数えると、2261px と 2578px で、最近の満月の直径は最遠の満月の1.140倍ありました。
国立天文台のシミュレーションだと1.135倍で少し違いますが、これはシミュレーションの方は地心距離で計算しているので、地表の特定の地点からの距離とはズレがあるからです。
iステラの表示する測心距離(観測地点から月の中心までの距離)で比べると、352016km と 402517km で 1.143 倍でした。誤差は約0.3%で、画像上では約7.4ピクセル。月の地形の凹凸による誤差の他に気温の差で焦点距離が変化してたりとかもあるのかも?