昨日の夕方18:00頃、まだ青い東の空に白い月が昇っていました。え?白い満月?と思ったら満月の1日前でした。
急がないとすぐ黄色くなってしまうと思って久々にスカイメモSで撮りましたが、既にちょっと黄色くなってますね。しかし楽ですね、スカイメモSは。軽くてすぐ組み立てられるし電源やコントローラの配線の手間もないですし。
「白い満月」は基本的には見えないはずです。満月は日没と同時に月の出なので昼の空には見えません。yes! プリキュア5 Go Go! 第30話でお月見の日にのぞみが授業中に窓から見上げた空に白い満月が浮かんでいるシーンがあるのですが、これはありえません。*1
とは言っても、日没時に正確に満月になっているとは限らないし、月食でない限り月と地球と太陽が正確に一直線上に並んでいるわけでもないので、日没直前に東の空低く月が出ていることはあります。
例えば5月29日の満月の日は月の出が18:24ですが日没は18:49で、日没時には約4度の高さまで月が昇っています。*2 ですが、白く見えるかというと… どうなんでしょうね?
昨日の日没は18:26で、上の写真は日没の12分前です。高度は約7度。これで白く見えるのなら、ぎりぎり「青い空に白い満月」が見えることもあるのでしょうか?
などと考えているうちに月が黄色く輝きだしてきました。
*1:参照: 漫画・アニメ等での月の作画について - Togetter
*2:月の出と日没は横浜での時刻で 横浜(神奈川県)のこよみ 平成30年(2018) - 国立天文台暦計算室 より。月の高度はiPhone・iPod touch用 星図表示アプリ「iステラ」より。