Deep Sky Memories

横浜の空で撮影した星たちの思い出

ヘラクレスとアトラス (2018/9/27)

前のエントリに書いたように、27日の夜は月を撮っていました。が、シーイングが悪くて満足いく結果は得られませんでした。

欠け際が危機の海の西の端にかかっていたのでオニール橋付近を撮っていたのですが悪シーイングでブレてしまい何が写ってるのかよくわからない写真になってしまいボツに。何枚か撮りましたが、唯一そこそこ見れる写りだったのがこれです。

ヘラクレスとアトラス (2018/9/27 23:54)
ヘラクレスとアトラス (2018/9/27 23:54)
高橋 ミューロン180C (D180mm f2160mm F12 反射), AstroStreet GSO 2インチ2X EDレンズマルチバロー (合成F?), ZWO IR/UVカットフィルター 1.25" / Vixen SX2 / ZWO ASI290MM / 露出 1/125s x 1500/3000コマをスタック処理 / AutoStakkert!3 3.0.14, RegiStax 6.1.0.8, Lightroom Classic CC で画像処理

月面をあちこち流していて目に付いた二つ並んだクレーター。左がヘラクレス、右がアトラスです。ヘラクレスの内部は小クレーターがある以外は平坦ですが、アトラスの内部は山あり谷ありの起伏に富んだ地形です。

今回はシステムCから ADC を外した構成で撮っています。倍率を少し落としたいのと、ゴーストの原因にならないかと思って ADC を外しました。正確な倍率は不明ですが今度火星か土星を撮って計算してみようと思います。しかし ADC って月面撮影でも付けた方がいいんですかね?

μ-180C での月面撮影は直焦点以外はいまだに満足のいく結果が得られていません。なんか惑星よりも難しい気がするのですが…