Deep Sky Memories

横浜の空で撮影した星たちの思い出

月面いろいろ (2018/10/1)

10月1日深夜に撮った月面の残りです。北から順に。

北極付近 (2018/10/2 04:34)
北極付近 (2018/10/2 04:34)
高橋 ミューロン180C (D180mm f2160mm F12 反射), AstroStreet GSO 2インチ2X EDレンズマルチバロー (合成F?), ZWO IR/UVカットフィルター 1.25" / Vixen SX2 / ZWO ASI290MM / 露出 10.6ms x 1500/3000コマをスタック処理 / AutoStakkert!3 3.0.14, RegiStax 6.1.0.8, Lightroom Classic CC で画像処理

氷の海のさらに北、月の北極付近です。特に目立った地形があるわけではないのですが、月の地平線(月平線?)が見えていると、月上空を飛んでいるような臨場感が出てくるのが面白くて撮ってみました。左下の大きめのクレーターがフィロラウス(70km)、右下の端に見えている一回り小さなクレーターがアナクサゴラス(50km)です。

エラトステネス (2018/10/2 4:46)
エラトステネス (2018/10/2 4:46)
高橋 ミューロン180C (D180mm f2160mm F12 反射), AstroStreet GSO 2インチ2X EDレンズマルチバロー (合成F?), ZWO IR/UVカットフィルター 1.25" / Vixen SX2 / ZWO ASI290MM / 露出 1/60s x 1500/3000コマをスタック処理 / AutoStakkert!3 3.0.14, RegiStax 6.1.0.8, Lightroom Classic CC で画像処理

エラトステネス(58km)はアペニン山脈の南西の端の先にある丸くくっきりしたクレーターです。中央丘が少し北に伸びて12時を指す時計の針のようにも見えます。写野外になりますが、南西にはコペルニクス(93km)があります。エラトステネスの名前の由来はもちろん「エラトステネスの篩」で有名なエラトステネスです。

ティコ (2018/10/2 04:43)
ティコ (2018/10/2 04:43)
高橋 ミューロン180C (D180mm f2160mm F12 反射), AstroStreet GSO 2インチ2X EDレンズマルチバロー (合成F?), ZWO IR/UVカットフィルター 1.25" / Vixen SX2 / ZWO ASI290MM / 露出 11.6ms x 1500/3000コマをスタック処理 / AutoStakkert!3 3.0.14, RegiStax 6.1.0.8, Lightroom Classic CC で画像処理

ティコ(85km)は満月の頃に月面の南半球を覆う巨大な光条が輝くあのクレーターです。光条の長さは2000km以上にもなりますが、このくらいの月齢(22.1)だと全く見えないのが不思議です。名前の由来はもちろん16世紀の天文学者ティコ・ブラーエ

クラビウス (2018/10/2 04:38)
クラビウス (2018/10/2 04:38)
高橋 ミューロン180C (D180mm f2160mm F12 反射), AstroStreet GSO 2インチ2X EDレンズマルチバロー (合成F?), ZWO IR/UVカットフィルター 1.25" / Vixen SX2 / ZWO ASI290MM / 露出 11.6ms x 1500/3000コマをスタック処理 / AutoStakkert!3 3.0.14, RegiStax 6.1.0.8, Lightroom Classic CC で画像処理

クラビウス(231km((Wikipedia Clavius (crater)より。225km とする文献も。)))はティコの南にあるクレーターで、月の表側では2番目に大きい巨大なクレーターです。内部のクレーターが、南東から北西へと綺麗に弧を描いて並んでだんだん小さくなっているのが印象的です。

ちなみに以前「グラビウス」と書いていましたが間違いで、「クラビウス(Clavius)」が正しいです。書籍の月面に書いてあった文字に地形の凹凸が重なって濁点に見えてしまって間違えました…

クラビウスは7月23日にも撮っていて「あまり納得がいかない」写りだったのですが、今回は… あまり変わりませんね。もっとキリッとした写りにならないもんですかね。やっぱりシーイングが良くないとどうにもならないのかなぁ…