7月31日に撮影した写真を元に WinJUPOS で火星の地図を作りました。
① | アラビア |
② | 大シルチス |
③ | インディス平原 |
④ | ユートピア平原 |
⑤ | チュレニーの海 |
⑥ | キンメリア人の海 |
⑦ | ヘラス盆地 |
⑧ | エリダニア |
前回は Cylindrical projection で高緯度地方の面積が狭くなっていましたが、今回は Lambert equal-area cyl. projection (ランベルト正積円筒図法)にしています。
元になった火星の連続写真を再掲します。どの地形がどこにあるか確認してみると楽しめます。
地球で同じ時刻に見た時の火星の中央経度は東へと(マイナス方向に)ずれていきます。これからも撮影を続けていけば上の地図の右端の部分、さらに左端から右方向へと地図が埋まっていくはずです。
ただし火星の南中時刻がどんどん早くなっていくので観測可能な時間が減ってきます。7月31日の南中時刻は23:32でしたが、8月15日には22:18に、8月31日には21:11になります。氏直径は最接近時と比べると8月15日は3%程度ですが、8月31日には14%も小さくなります。
今はちょっと燃え尽き気味ですが、もう少し頑張って心置きなく火星を見送れるようにしたいです。