Deep Sky Memories

横浜の空で撮影した星たちの思い出

2017年の火星と海王星の接近 (2017/1/1)

海王星と言えばこのブログを始める少し前、2017年1月1日に火星と海王星の接近がありました。海王星を見たのはこの時が初めてです。火星と海王星の接近 (2017/1/1 17:42) 笠井 BLANCA-80EDT (D80mm f480mm F6 屈折), OLYMPUS EC-20 2x TELECONVERTER (合成F12…

海王星、天王星 (2019/11/6)

11月6日の夜は透明度は悪いもののよく晴れていたので、前々から撮りたかった海王星と天王星を撮りました。μ-180C を出すのは久しぶりです。海王星は20時前に南中なのでゆっくりしていると西に傾いてしまいます。先に鏡筒をベランダに出してドリフト法で極軸…

ボリソフ彗星(2I/Borisov)撮影失敗 (2019/11/6)

11月6日明け方に恒星間天体ボリソフ彗星(2I/Borisov)の撮影にチャレンジしました。快晴とはいえ平日なので撮る予定はなかったのですが、深夜に目がさめてしまったので…結果から言うと失敗で、写真上にそれらしき天体は確認できませんでした。2I/Borisov 撮影…

プレアデス星団を再処理

10月31日のプレアデス星団の写真、あちこち階調が潰れ気味だったので再処理しました。M45 プレアデス星団 (2019/10/31 23:39) 笠井 BLANCA-80EDT (D80mm f480mm F6 屈折) / Vixen SX2, D30mm f130mm ガイド鏡 + ASI290MM + PHD2 による自動ガイド/ OLYMPUS O…

ちょうこくしつ座銀河を再処理

昨夜のちょうこくしつ座銀河を再処理してみました。NGC253 ちょうこくしつ座銀河 (2019/11/1 22:06) 笠井 BLANCA-80EDT (D80mm f480mm F6 屈折), LPS-D1 48mm / Vixen SX2, D30mm f130mm ガイド鏡 + ASI290MM + PHD2 による自動ガイド/ OLYMPUS OM-D E-M5 (I…

馬頭星雲 (2019/11/1)

11月1日深夜、ちょうこくしつ座銀河の撮影後、まだ夜が長かったのでもう一つ撮影。ターゲットは馬頭星雲です。馬頭星雲は何度目だというくらい撮っていますが、今回はデジカメではなくCMOSカメラ(ASI290MC)で撮影。画角が狭いので馬頭の部分だけクローズアッ…

NGC253 ちょうこくしつ座銀河 (2019/11/1)

11月1日、週末に天気が崩れると聞いていたのに金曜の夜は快晴。前夜の疲れが残ってはいましたが、せっかくなのでこの日も天体撮影。快晴とは言っても黄砂の影響なのか、昼に富士山を見た時はずいぶん霞んでいたので、空の透明度はあまり期待できない状況でし…

M45 プレアデス星団 (2019/10/31)

ハロウィンには特に興味がないので10月31日の夜は天体撮影をしていました。平日ですが、週末から天気が崩れると聞いていたのでちょっと無理して撮影。ターゲットは M45 プレアデス星団です。M45 は2年前に撮っていますが、レデューサー使用だったのと、光害…

かに星雲とらせん星雲を再処理

10月4日に撮ったかに星雲、ホワイトバランス調整がうまくいかず背景が青に寄ってしまってて、でも少しだからいいか、と思ってたら Mac や iPhone から見ると結構青っぽく見えるので、なんとかしなくてはと思いつつほったらかしにしてましたが、やっと再処理…

「かにパルサー」ってこれですか?

昨夜撮ったかに星雲(M1)の写真に中性子星「かにパルサー」は写ってるのか?という件ですが、どうやらギリギリ写っているようです。拡大写真に印を付けてみました。かにパルサー (2019/10/5 01:47) 笠井 BLANCA-80EDT (D80mm f480mm F6 屈折), LPS-D1 48mm / …

NGC7293 らせん星雲、M1 かに星雲 (2019/10/4)

10月4日は体調が悪く会社を休んで夕方まで寝ていました。夕方起きると外は快晴。GPV でも朝まで快晴の予報だったので19:30頃からベランダに機材を出して極軸合わせ。月が沈むまで時間があると思ってだらだらドリフトアライメントをやってたら2時間くらい経っ…

天体衝突検出ソフト DeTeCt を使ってみた

木星や土星などの巨大ガス惑星への小天体の衝突による発光を検出するフリーソフト DeTeCt を使ってみました。きっかけはもちろんこのニュース。 Jupiter Impact 2019-08-07 4:07 UTC? by E.Chappel アメリカ・テキサス州のアマチュア天文家が、木星に、小天…

M27 亜鈴状星雲 (2019/8/2)

8月2日は久々の快晴。と言っても低空は霞んで富士山が全く見えなかったりで透明度はイマイチっぽいのですが、せっかくなので何か撮ろうということで、こぎつね座の惑星状星雲 M27 (亜鈴状星雲)を撮りました。M27 は過去3回撮っているのですが、今回は前々か…

「ばら星雲」はこのくらいにしておきます…

ほんの軽い気持ちで StarNet++ を使用したばかりに再処理ループが止まらなくなったのですが、このへんで手を打とうと思います。ばら星雲 (2019/1/1 21:54) (StarNet++使用(3)) 笠井 BLANCA-80EDT (D80mm f480mm F6 屈折), LPS-D1 48mm / Vixen SX2, D30mm f1…

「ばら星雲」をさらに再処理

前回の StarNet++ を使って再処理した「ばら星雲」ですが、もう少しだけ手を加えました。ばら星雲 (2019/1/1 21:54) (StarNet++使用(2)) 笠井 BLANCA-80EDT (D80mm f480mm F6 屈折), LPS-D1 48mm / Vixen SX2, D30mm f130mm ガイド鏡 + QHY5L-IIM + PHD2 に…

StarNet++ で「ばら星雲」

最近話題の StarNet++ で、1月1日に撮影した「ばら星雲」を処理してみました。StarNet++ については HIROPON(id:hp2) さんと id:snct-astro さんがブログで紹介しているのを見て知りました。 「星雲マスク」の使い方はよく知らないのでいまいちピンと来なか…

月面写真で AS!3 Sharpened vs RegiStax 6

また再処理ネタですが昨年の6月25日に撮った月面写真を再処理してました。当時はまだ RegiStax を使いこなせてなくて AutoStakkert!3 の Sharpened を ON にすると追加で出力される画像(ファイル名末尾に _conv が付くやつ)を使っていました。μ-180C の直焦…

「赤い涙」再処理、そして最近の大赤斑について

「大赤斑に異変? (2019/5/23)」の「赤い涙」を流す木星も再処理してみました。木星 (2019/5/25 00:15) (再処理) 高橋 ミューロン180C (D180mm f2160mm F12 反射), AstroStreet GSO 2インチ2X EDレンズマルチバロー (合成F40.4), ZWO IR/UVカットフィルター …

Linked Wavelts で月と太陽を再処理

前回の記事に天リフから結構アクセスが来ているようです。うれしいです。調子に乗って月面写真と太陽黒点の写真も再処理してみました。まず月面。5月24日未明に惑星用の機材構成で撮った強拡大の写真です。アルキメデス、アリスティルス、オートリクス (2019…

惑星写真の画像処理 Before-After

6月13日撮影の木星の写真は Linked Wavelets の導入等、画像処理方法を変えたことで見違えるように解像感がアップしました。 これに気を良くして昨年のベストショットを新しい方法で再処理して、before → after の順に並べたものをアルバムにまとめてみまし…

6月13日の木星(最終版)

懲りずにまた6月13日の木星を再処理(再々々々々処理!)していました。以下の各件への対応です。 前回セルフLRGBを真っ当なやり方でやり直した結果、解像感が落ちてしまった。 前々回 Linked Wavelets を使ったら木星の縁(外周)が明るくなってしまった。 前々…

木星のセルフLRGB合成の件

前回のエントリで出てきた、カラー画像から擬似的にL画像を生成してLとRGBを別々に処理して最後にLRGB合成する「セルフLRGB合成」(と勝手に命名)について。セルフLRGB合成の狙いは、カラー画像の wavelet 処理で発生するカラーノイズを抑制することです。特…

Linked Wavelets で木星を再処理

またしても6月13日の木星の再処理です。今回は今まで使ったことがなかった RegiStax 6 の機能「Use Linked Wavelet Layers」(以下 Linked Wavelets)を試してみました。結果は…木星 (2019/6/13 22:07) (再々々処理(セルフLRGB)) 高橋 ミューロン180C (D180mm …

6月13日の木星を再々処理

先日再処理した6月13日の木星の「ベストショット」ですが、ふと思い立ってさらに再処理してみました。きっかけは id:snct-astro さんとのこんなやりとり。waveletとderotationの順番はどうされてます?de-rotationしてからwaveletだと思ってたんですが,逆は…

μ-180C の限界って?

6月13日夜の木星は今の所今期ベストの写りで、昨年のベストと比べても悪くはないといったところで、暇さえあれば13日の写真を見てニヤニヤする毎日だったのですが…でも、他の人の写真をながめていると、同クラスの機材でもまだ上が目指せるみたいなんですよ…

火星と水星 (2019/6/18)

6月18日は夕方に西の空で火星と水星が接近、ということだったのですが北西寄りの位置でベランダからは見れず、マンションの廊下から固定撮影で撮りました。火星と水星 (2019/6/18 20:27) ZUIKO DIGITAL ED 35-100mm F2.0, OLYMPUS EC-20 2x TELECONVERTER (…

昨夜の木星を再処理

昨夜のベストショットを再処理しました。つい何も考えずに RegiStax で 2000 フレームのスタック用に調整したパラメータを使っていたのですが、de-rotation で 4000 フレーム相当のスタックなのでもう少しキツめに強調できるはず、と思って。木星 (2019/6/13…

泣き止んだ木星 (2019/6/13)

梅雨入り後ずっと雨でしたが6月13日は快晴。しかも22時頃に大赤斑が正面に見えるということで、早めに帰宅して木星を撮りました。20:40 頃から鏡筒をベランダに出して温度順応させつつドリフト法で赤道儀の極軸を合わせて、21:45 頃から撮影を開始。温度順応…

その後の大赤斑

25日以降は体調が悪かったり天気が悪かったりで木星を撮れていないのですが、ALPO-Japan (月惑星研究会)の投稿を毎日チェックして大赤斑の動向を固唾を呑んで見守っています。例の「赤い涙」は大赤斑の前方*1 に流れていってしまいました。その様子は Marco …

月面モザイク失敗… (2019/5/24)

昨日の記事の最後で「うっかりやらかしてしまって残念なことに…」と言っていた月面モザイクの件です。5月24日の深夜、2時過ぎに木星の撮影を終えたのですがかなり疲れていたので迷いつつも月面全面のモザイク撮影を始めました。μ-180C での月面モザイクは3月…