前回双眼鏡の話をした流れでもあるのでちょっと小ネタを。今朝天リフさんのピックアップを見ていたらこんなツイートが。
「星見が一層楽しくなりそうです」。笠井の天体観測専用双眼望遠鏡「StellaBino-50」インプレッション。「ありそうでなかった」「(プリズムなしの)極めてシンプルな光学系」「昼間の景色」「倒立像であると同時に」「遠近が逆転」
— 天リフ編集部 (@tenmonReflexion) August 10, 2024
Bino Blogよりピックアップ。
https://t.co/XcZ85wb7b1 pic.twitter.com/fvHlHukHpa
ビノテクノさんによる笠井 StellaBino-50 のレビュー記事の紹介です。
ちなみにあえて昼間の景色を見ると、倒立像であると同時に、遠近が逆転して見えます。とても長い時間見る気にはなりません。やはりこれは天体専用です。
StellaBino-50インプレッション | Bino Blog
StellaBino-50 は、なかなかへんてこで面白そうなのが出てきたなーと気にはなってたんですが「遠近が逆転」って!?倒立像で両眼視するとそうなるの?マジで!?
というわけで試してみました。まずざっくり作図して左右の目で見た像を描いて、
それを使って正立像と倒立像両方の立体視用の画像を作りました。
交差法用:
平行法用:
マジでした…
ちなみに僕は眼が不器用で交差法しかできない人なんですが、試しに平行法用の画像を逆さにして交差法で見てもダメで不思議に思ったことがあったのですが、画像全体を逆さにすると左目用と右目用の画像が入れ替わって倒立像の交差法と同じになるからですか。なるほど。
しかし天体専用っていうのが地上の対象がまともに見れないって意味でもあったとは気付きませんでした。推し活ブームに押された昨今の双眼鏡ブームに見向きもせずに天体専用モデルを投入する笠井さんの尖りっぷりもなかなかのものですね。




