6月18日は夕方に西の空で火星と水星が接近、ということだったのですが北西寄りの位置でベランダからは見れず、マンションの廊下から固定撮影で撮りました。
右が水星、左が火星です。火星は赤い、と思ったら低空なので水星も赤っぽいです。
曇り空なので無理かと思ったら日没後西の低空がすっきり晴れてきて急遽撮影することに。今回の火星と水星はかなり接近したのですが 8cm 程度の望遠鏡で少々拡大しても見栄えしないので、星景で撮ることにしました。
19:30頃からスタンバイしたのですがまだ空が明るく肉眼では星は全く見えず、5cm ファインダーで何度も探してやっと火星と水星を見つけました。肉眼では20:00頃にやっとかすかに見えるようになりましたが、星は一つにしか見えませんでした。
そのまま撮ったりもしたのですが、なにそろ空が明るく他に星も写らないので面白みがありません。地上風景と絡むのを待って撮ったのが上の写真ですが…
あまり映えないところに沈んでしまって星景写真としては微妙ですね。給水塔目立ちすぎ。Twitter に上げたら「このタイプの給水塔は掃除するの大変」というコメントをいただきました。見るとこそっちかよ。
内惑星と外惑星の接近なので、接近と言っても水星は太陽より地球寄りに位置して、火星は太陽を挟んで軌道の反対側に位置しています。JavaScript で軌道上の惑星の位置を表示するサイトがあるので確認してみてください。
おや?と思って天文年鑑を見たら6月末から7月にかけて三日月状の水星を撮るチャンスみたいなんですけど、マンションの廊下だとケーブル届かないので電源とノートPC持ち出して撮影になります。ていうか他人の部屋の前に赤道儀据えるの顰蹙かなぁ…