Deep Sky Memories

横浜の空で撮影した星たちの思い出

2699黒点群 (2018/2/12)

久々に大きめの黒点が出てきたのでCMOSカメラで撮影しました。

撮影前に SharpCap をアップデートしてバージョン 3.0.4076.0 にしました。そのせいなのか、いつもの設定(USB Traffice = 10, Gain = 10, Speed = 1)で撮ると縞々のノイズが出てしまいました。「CMOSカメラで月面撮影 (2017/11/1)」と同様のノイズです。

前は Gain を下げたら解消したのですが、今回は Gain をどう設定しても変わらず。色々設定を変えて試したところ、Speed = 2 に設定するとノイズが消えることがわかったので、その設定で撮りました。なんでそうなるのかさっぱりわかりませんが…

【注意!】 太陽の観察・撮影には専用の機材が必要です。専用の機材があっても些細なミスや不注意が失明や火災などの重大な事故につながる危険性があります。未経験の方は専門家の指導の元で観察・撮影してください。

2699黒点群 (2018/2/12 14:25) (5%スタック)
2699黒点群 (2018/2/12 14:25) (5%スタック)
笠井 BLANCA-80EDT (D80mm f480mm F6 屈折), 笠井FMC3枚玉2.5倍ショートバロー (合成F15), Kenko PRO ND-100000 77mm / Kenko-Tokina スカイメモS / QHY5L-II-M / 露出 0.11ms x 100コマをスタック処理 / AutoStakkert!2 2.6.8, Lightroom Classic CC で画像処理

いまいちシャキっとしないです。何度もトライしましたが、どうしても SharpCap のプレビュー映像の印象よりもぼやけた仕上がりになってしまいました。去年撮った2687黒点群と比べても明らかにぼやけているので、時折吹く強風でブレまくったのがまずかったのかもしれません。

上の写真ではブレたフレームをなるべく拾わないように、いつもは2000フレーム中200フレーム(10%)をスタックしているところを100フレーム(5%)にしています。でも、あまり変わらない上にノイズが増えてイマイチです…