8月11日の夜は冥王星の撮影の後、土星状星雲(NGC7009)を撮りました。
土星状星雲 (2020/8/11 23:14) (normal + wavelet)
高橋 ミューロン180C (D180mm f2160mm F12 反射), ZWO IR/
UVカットフィルター 1.25" / Vixen SX2 / ZWO ASI290MC (Gain 285) / 露出 4秒 x 90/180コマをスタック処理 / AutoStakkert!3 3.0.14, RegiStax 6.1.0.8,
Photoshop CC,
Lightroom Classic CC で画像処理
wavelet 処理したものを30%ブレンドしてあります。なんとか「輪」の部分も写っていますが、輪の端の赤い部分が出ていません。結構暗いようなので露出を上げないとダメなんですかね?とはいえ4秒以上だとノータッチは厳しい感じでオートガイドが必要でしょうか。ちなみにブレが少なくなるように2秒露出でも360コマ撮ってスタックしてみましたが、淡い部分の階調が出なかったのでボツにしました。
3月に撮った木星状星雲は眼視で見るのを忘れて本当はどんな色か確認できなかったのですが、土星状星雲は撮影後に眼視でも見てみました。90倍で「土星の本体」の真ん中の明るい部分だけ見えました。横に伸びた楕円形の青緑色の星に見えました。写真の色でだいたい合ってると思います。
比較のために木星状星雲の写真も貼っておきます。カラーバランスは土星状星雲と同じになるように再調整してあります。
NGC3242
木星状星雲 (2020/3/24 21:49) (normal + wavelet)
高橋 ミューロン180C (D180mm f2160mm F12 反射), ZWO IR/
UVカットフィルター 1.25" / Vixen SX2 / ZWO ASI290MC (Gain 350) / 露出 4秒 x 250/1000コマをスタック処理 / AutoStakkert!3 3.0.14, RegiStax 6.1.0.8,
Photoshop CC,
Lightroom Classic CC で画像処理