2日に撮った時にはまだあまりに小さくてスルーしていた2673黒点群ですが、その後もりもりと大きくなったあげく7日には11年ぶりという規模の巨大フレアを起こして新聞沙汰になるほど話題になりました。
ちょうどその頃は天気が悪くて発達した2673黒点群を撮れなかったのですが、今朝になってやっと撮影できました。太陽の自転で西の方に回っていっていて見えなくなる寸前でした。
【注意!】 太陽の観察・撮影には専用の機材が必要です。専用の機材があっても些細なミスや不注意が失明や火災などの重大な事故につながる危険性があります。未経験の方は専門家の指導の元で観察・撮影してください。
太陽の向きは太陽の自転軸が垂直になるように調整しました。西端の少し南に見えているのが2673黒点群です。真横に近い斜めから見ている形ですが、それでも随分な大きさなのはわかります。2674黒点群もまだくっきりと見えていますね。
大抵の黒点の寿命は太陽の自転周期よりも短いので*1一度裏側に回ったらそれでさよならなのですが、大きな黒点だと消えずに一周して戻ってくることがあります。2673黒点群はどうなるでしょうか。
*1:平均で2週間ほど。参照:理科年表オフィシャルサイト/FAQ/天文部:太陽黒点とは?