Deep Sky Memories

横浜の空で撮影した星たちの思い出

帰ってきた2673,2674黒点群

天候と体調に恵まれずすっかり Deep-Sky はご無沙汰で、またまた太陽なのですが…

先日のエントリでこんなことを言っていました。

大抵の黒点の寿命は太陽の自転周期よりも短いので一度裏側に回ったらそれでさよならなのですが、大きな黒点だと消えずに一周して戻ってくることがあります。2673黒点群はどうなるでしょうか。
2673黒点群

まさかと思ったら本当に戻ってきました。びっくり。しかも二つも。

【注意!】 太陽の観察・撮影には専用の機材が必要です。専用の機材があっても些細なミスや不注意が失明や火災などの重大な事故につながる危険性があります。未経験の方は専門家の指導の元で観察・撮影してください。

太陽 (2017/9/26 10:12)
太陽 (2017/9/26 10:12)
笠井 BLANCA-80EDT (D80mm f480mm F6 屈折), OLYMPUS EC-20 2x TELECONVERTER (合成F12) / Kenko-Tokina スカイメモS / OLYMPUS OM-D E-M5 (ISO200, RAW) / 露出 1/1250s / Lightroom CC で画像処理

少し雲がかかってしまいましたが…

左やや下に見えているのがかつての2673黒点群、左やや上に見えるのがかつての2674黒点群です。一周して新しい番号が振られてそれぞれ2682黒点群、2683黒点群と呼ばれています。

大規模フレアで賑わった元2673黒点群は周囲に白斑の広がりが目立ちますが黒点自体はすっかり小さくなって一頃の禍々しさもどこへやら。実際勢力も衰えているそうです。*1